中国メディアの極目新聞によると、中国広東省肇慶市徳慶県の葬儀場が骨つぼを持ち込まない遺族に対し、骨つぼの代わりとして市販されているスープポットを無料で提供していたことが判明した。

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読者から情報提供を受けた記者が調べたところ、葬儀場が無料で提供していたスープポットと同じものが通販サイトで販売されていることが分かった。

記者が25日、葬儀場に問い合わせたところ、対応した職員は「上役に報告する」と回答した。

徳慶県民政局の職員は26日、報告を受けて実地調査した結果として、「葬儀場の倉庫内で同じスープポットが4～5個見つかった。葬儀場には使用しないよう指示した」と回答した。

民政局の職員によると、葬儀場は以前は「合作経営」方式を採用して民間人が経営していたが11月に国有化されて一元管理されるようになった。これまでの管理が行き届いていなかった点については徐々に改善していく予定で、葬儀用品の購入ルートもより厳格に管理されることになるという。（翻訳・編集/柳川）