人民網日本語版 2024年11月28日(木) 12時30分
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「中国天眼」が発見したパルサーの数が1000個を突破した。
中国科学院国家天文台は26日、北京市で行われた「中国天眼」(FAST)パルサー科学シンポジウムで、「中国天眼」が発見したパルサーの数が今年11月時点で1000個を突破し、同期の海外の望遠鏡による発見数の合計を上回ったと発表した。
「中国天眼」が発見した1000個以上のパルサーには、多数のミリ秒パルサーとパルサー連星が含まれ、パルサーの種類と数を豊富にした。これはパルサーの形成と進化の理解に対して重要な意義を持つ。パルサーの観測により、一般相対性理論の検証、低周波重力波の検出、パルサー物理などの理論研究に重要なデータサポートを提供できる。
中国科学技術大学の戴子高(ダイ・ズーガオ)教授は、「パルサー研究はまだ多くの重要な未解決問題がある。『中国天眼』はその重要問題に対して観測と研究を行っている。『中国天眼』は高い感度によりわずか数年で1000個のパルサーを発見するとともに、多くの注目すべき画期的な重要な発見を達成した。将来的に『中国天眼』は空間分解能を高め、高速電波バーストなどより多くの分野で重要な役割を果たし、より重要な成果を上げる。最終的にはナノヘルツ重力波を発見し、高速電波バーストの起源を明らかにし、ブラックホール―中性子星連星を発見し、中性子星の状態方程式を解明し、ハッブル定数の危機を解決する見込みだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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