日本の自動車市場シェアの崩壊が始まった?=中国ネット「始まりにすぎない」「中国は…」

Record China    2024年11月29日(金) 7時0分

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27日、中国のSNS微博で「日本製自動車の市場シェア崩壊が始まった」とする文章を掲載された。写真は北京。

2024年11月27日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で「日本製自動車の市場シェア崩壊が始まった」とする文章を掲載された。

150万人のフォロワーを持つ微博アカウント「風雲学会陳経」氏は27日に書き込みを行い、2024年4〜9月期における日産の純利益が前年同期比94%減少となり、トヨタも同時期の純利益が同26.4%減、7〜9月期は同55%減、ホンダも4〜9月期の純利益が同19.7%減と軒並み大幅な減益になったことを紹介。三菱自動車もマツダも同様に減益したと伝えた。

また、中国市場における日本メーカーのシェアも大きく減少しており、今年のシェアは2019年に比べて8.8ポイント減少したと指摘。一方で中国国産ブランドは同時期に22ポイント増やし、今年10月時点のシェアはすでに70%を超えたと紹介している。さらに、東南アジア市場でも今年は日本車がシェアを大きく落としており、いずれも対19年比でインドネシアでは6.1ポイント、タイでは12ポイント、シンガポールでは18ポイント、マレーシアでも4.9ポイントの減少になったとした。

その上で「日本車は中国市場で崩壊した。市場でもシェアが崩壊するのは時間の問題だろう。他の市場でも安心できるのは、中国車が入りこまない日本市場と米国市場ぐらいだ」と評している。

この件について、中国のネットユーザーからは「5年後には円がさらに下がって、日本の自動車産業全体が崩壊するだろう」「日本は小さな国なのに大きな自動車メーカーがありすぎなんだよ。今後、トヨタ以外のメーカーは倒産するんじゃないかな」「トヨタの販売収入は一定水準をキープしている。純利益が減ったのは主に為替差損の影響だ」「もし日本の自動車産業が崩壊したら、日本の1人当たりGDPは2万ドル以下にまで下がるかもしれない」「バイク分野ではまだ強みを持っているが、これもやがては電動車に置き換えられるからな」「これは始まりにすぎない」といった声が上がる一方、「中国の自動車業界は稼げているのか?どこもつらそうに見えるが」との声も見られた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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