中国初の民間航空機用の大規模タイヤ生産ラインが全面稼働

CRI online    2024年11月28日(木) 18時20分

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広西チワン族自治区桂林市で中国初の民間航空機用タイヤの大規模生産ラインが全面稼働を始めました。

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中国南部の広西チワン族自治区桂林市でこのほど、中国初の民間航空機用タイヤの大規模生産ラインが全面稼働を始めました。

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中国中化集団(シノケム)傘下の桂林藍宇航空タイヤ発展(桂林藍宇)運営部の魚俊鋒運営部副主任によると、同生産ラインは航空機用タイヤ年産10万本の能力を備えています。また、生産ラインは先進的な自動化設備とスマート化システムによる、全過程における自動生産、スマート化した制御と監視が行われるインダストリー4.0基準を満たしており、人の作業による誤差や安全上のリスクが減少し、製品の品質を向上しました。

航空機用タイヤは航空機の離着陸の安全に関わる重要な部品で、航空機の離陸、着陸、滑走、方向転換、制動などで重要な役割を担っており、極めて高い安全性と信頼性が求められます。


藍宇公司の責任者である陸恒玉氏によると、全世界のタイヤ生産企業は1000社を超えていますが、航空機用タイヤを生産できる企業はわずか10社あまりです。中国には2023年末時点で民間航空の各種輸送機が4000機以上あり、年間タイヤ消費は25万本以上に達したと見られています。

中国の民間航空市場では10機種を上回る各種輸送機が使われており、民間航空機タイヤには30種類以上の規格があります。シノケムがこのほど発表したC909、A320、B737をはじめとする6機種12規格の民間航空機用タイヤは、すべて中国側に完全な自主的知的財産権があり、中国国内の民航航空会社が必要とするタイヤ需要の80%をカバーしています。(提供/CRI

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