ここ数年、中国のコーヒー産業は急速に発展しています。その中で、雲南省は中国のコーヒー栽培、加工、輸出の重要な省となっています。雲南省昆明市税関によると、今年1月から10月にかけて、雲南省のコーヒーの輸出量と商品価値はいずれも全国1位でした。

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今年1月から10月までの期間に、プーアルコーヒーの輸出は前年同期比376．9％増加し1万9000トンに達しました。また、プーアル市だけでなく、同じコーヒー主要生産地の保山市でも今年のコーヒー輸出量が倍増しました。企業関係者によると、今年の輸出増加の主な原因は国際市場でのコーヒー生豆価格の上昇だということです。

また、コーヒー生豆の輸出量と同時に、深加工製品の輸出も増加しています。保山市のコーヒー企業の包装工場では、約40トンのコーヒー粉が包装され、近く欧州に発送されます。担当者によると、コーヒー深加工製品の輸出利益はコーヒー生豆を約15％上回っており、今年の深加工製品の輸出増加幅も顕著だということです。

雲南省コーヒー業界協会の李暁波会長は、「仕上げ加工をしてから国際市場に販売することは、雲南省のコーヒー企業の加工技術が大幅に向上したことを示している」と話しました。（提供/CRI）