中国初の全電気推進通信衛星、インドネシアに引き渡し

人民網日本語版    2024年11月29日(金) 5時0分

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中国初の全電気推進通信衛星「亜太6E」が26日、軌道上で正式にインドネシアに引き渡された。

中国長城工業集団によると、中国初の全電気推進通信衛星「亜太6E」が26日、軌道上で正式にインドネシアに引き渡された。同衛星はインドネシア全域をカバーし、同国に高コストパフォーマンスの高スループット広帯域通信サービスを提供でき、その情報化建設を新たな段階に押し上げる。光明日報が伝えた。

同衛星は中国宇宙技術研究院が「東方紅3号E」プラットフォームを利用し開発した。同プラットフォームの1基目で、軌道上での寿命は15年、通信容量は約30Gbps。同衛星は2023年1月13日に「長征2号丙」キャリアロケットにより予定の軌道に打ち上げられた。今年7月に軌道上技術検収・評価・審査と地上システム最終検収・評価・審査に合格した後、正式に使用開始され、インドネシアのユーザーによって天地全システムテストが行われた。

「東方紅3号E」「東方紅4号E」「東方紅5号」プラットフォームでつくる国産通信衛星ラインナップの持続的な改善に伴い、中国宇宙事業はグローバル化発展のコアコンピタンスを持続的に強化する。「亜太6E」の引き渡しは、国産「東方紅3号E」プラットフォームおよび東方紅全シリーズ通信衛星プラットフォームの国際・国内市場でのブランドイメージと利用者からの評価をさらに高めた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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