<野球プレミア12>「台湾に負けたら投手転向」発言の辰己涼介に台湾投手が投手用グラブ贈る―台湾メディア

Record China    2024年11月29日(金) 14時0分

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29日、台湾メディア・三立新聞網は、野球の世界大会プレミア12に出場した東北楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介外野手が台湾に負けたら「投手に転向する」と発言したその後について紹介する記事を掲載した。

2024年11月29日、台湾メディア・三立新聞網は、野球の世界大会プレミア12に出場した東北楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介外野手が台湾に負けたら「投手に転向する」と発言したその後について紹介する記事を掲載した。

24日に行われた同大会決勝の日本対台湾戦の試合前に辰己は「(台湾に)負けたらピッチャー転向する」と発言。試合は日本が台湾投手陣にわずか4安打に抑えられ0-4で完敗し、台湾が悲願の初優勝を達成した。試合後、辰己の発言が日本や台湾のネット上で注目を集め、相手へのリスペクトを欠いていたとの批判や、有言実行を求める意見が寄せられていた。

試合後に辰己は投手転向の「公約」を撤回したが、決勝前日の23日に行われたスーパーラウンドの日本対台湾戦で2回3分の2を投げて日本打線を無失点に抑えた江国豪(ジアン・グオハオ)投手(富邦ガーディアンズ)が辰己に投手用グラブをプレゼントしようかと冗談交じりに知人と話していたことが判明。これに辰己が「ありがとう江国豪、おめでとう台湾」とインスタグラムで反応した。

江はその後、実際にグラブを梱包(こんぽう)して送る様子とともに「ピッチング技術について交流し、今後辰己選手がマウンドに立ち台湾と対戦することを楽しみにしています。頑張ってください」というメッセージ付きの動画を公開。すると辰己がこの動画に「謝謝」(ありがとう)というメッセージを添えたリールを掲載して謝意を示した。記事は、当初物議を醸した辰己の発言がその後の2人の行動から「日台友好の表れとみなされるようになった」と評している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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