人民網日本語版 2024年12月1日(日) 6時0分
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タクラマカン砂漠の周囲3046キロを囲むグリーン防砂帯が完成した。
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中国ではタクラマカン砂漠の周辺に囲むように植林するなどして砂を固定し、グリーン防砂帯を作って砂漠の拡大を防ぐ「鎖辺固沙」プロジェクトを実施している。バラの苗を植えて、土が固められ、空白となっていた285キロのスパンが完成した。3046キロに及ぶグリーン防砂帯全体の「接合」が完了した。
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33万7600平方キロに広がるタクラマカン砂漠は、中国で最大、世界で2番目に大きな流動砂漠となっている。2023年末の時点で、砂漠の周辺を囲むようにすでに約2761キロのグリーン防砂帯が作り上げられていた。そして、砂漠の南端から南東のオアシスまでの285キロだけが「空白」となっていた。それは最難関のスパンでもあった。
新疆ウイグル自治区ホータン地区林業・草原局の党組のトウ暁波書記は、「285キロに及ぶ『空白』になっていたスパンのうち、220キロは和田地区に属していた。当局は草方格を埋め込むといった工学的対策や植林、太陽光発電所設置といった方法を通して砂を固定し、グリーン防砂帯全体の『接合』の任務を遂行した。今後は砂漠化防止、改善、砂の利用などと産業の発展を組み合わせ、自然環境を保全しながら、増収と豊かな生活も実現する持続可能な発展の道を歩んでいきたい」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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