中国の通信機器大手ファーウェイ（華為技術）は26日、自社開発したオペレーティングシステム（OS）「ハーモニーOSネクスト(HarmonyOS Next)」を搭載した初のスマートフォン「Mate 70」シリーズを正式に発表しました。同シリーズはファーウェイが「ハーモニーOSネクスト」の発表後、最初に発売するスマートフォンのフラッグシップ端末であり、AI技術を導入した端末の新たなマイルストーンを切り開いたとみられています。

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ファーウェイの常務董事余承東氏は発表会で、「AI技術の進展に伴って、Mate70シリーズは引き続き進化しており、最先端の技術と斬新な体験を消費者に堪能していただきたい」と期待を寄せました。

紹介によりますと、中国国内初となる完全自社開発のオペレーティングシステム「ハーモニーOSネクスト」を採用したMate 70シリーズは、AIエアドロップ、AIモーショントラック、AIスマートコントロールキー、AIコールサマリーなど一連のオリジナルなAI機能を搭載しており、ユーザーにより面白みがあり、効率的かつスマートな体験をもたらすものとみられています。そのほか、Mate70Pro＋には衛星ページング機能が搭載されており、一度衛星に接続すれば、オンラインで継続的に衛星メッセージのリマインダーを受信し、外部との安心かつスムーズな通信が維持できます。

Mate 70シリーズは北京時間26日午後6時8分から予約販売を開始し、12月4日午前10時8分から正式に発売されます。価格は5499元（約11万5000円）からとなります。（提供/CRI）