中ロ天然ガスパイプライン東ルートが全線開通へ

CRI online    2024年12月2日(月) 15時20分

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中国とロシアを結ぶ中ロ天然ガスパイプライン東ルートが2日、全線開通します。

中国とロシアを結ぶ中ロ天然ガスパイプライン東ルートが2日、全線開通します。中国で単一管ガス輸送量が最大である同パイプラインは、年間ガス輸送能力が380億立方メートルに達し、最高レベルに引き上げられます。

同パイプラインは中国の四大エネルギー戦略ルートにおける東北ルートの重要な部分で、全長5111キロに達します。工事は北部の黒竜江省黒河市の中ロ国境からスタートし、終点は上海市青浦区白鶴で、北部、中部、南部の三つの部分に分けて進められています。シベリアからのクリーンエネルギーが東北地区の三省(黒竜江省、吉林省、遼寧省)、京津冀(北京、天津、河北省)、環渤海地区を経て、長江デルタ地区へと南下します。同パイプラインは中国初の1422ミリ超大口径、X 80超高張力鋼板、12メガパスカル高圧定格を採用した世界レベルの天然ガスパイプラインプロジェクトです。

全線開通後、東ルートは九つの省・区・市に居住する4億5000万人以上の人々へガスの供給を保障し、中国のクリーンエネルギー供給の増加やエネルギー構造の最適化につながります。また、東北地区の全面的な振興、北京、天津、河北省の協同発展、長江デルタ統合の高い質の発展にも新たなエネルギーを注入するとみられています。(提供/CRI

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