中国外交部の2日に行われた定例記者会見ではある記者が、5日間にわたって開催され先週末に閉幕した第2回チェーン博覧会では、多くの海外からの出展者が、「一部の保護主義的な行為が世界の生産・サプライチェーンを損ねている」「デカップリングは他人を損ねて自らの益にもならず、世界の商工業界の意思に逆行している」「『ウィンウィンのチェーン』をしっかりと構築することこそ、皆の望むことだ」といった考えを示したとして、中国としての論評を求めました。

これについて林剣報道官は、「チェーン博覧会は中国が対外開放と協力を推進し、世界の生産・サプライチェーンの安定と円滑化を維持する重要な場だ。チェーンを立派に『つなぐ』ことで、チェーンによって未来を『享受』する。世界の生産・サプライチェーンの強靭さと安定を守ることは、世界経済の持続可能な発展を推進する重要な支えであり、国際社会に共通する利益に合致する。中国は質の高い発展と高いレベルの対外開放を引き続き堅持し、普遍的に恩恵をもたらす包摂的な経済のグローバル化を提唱し、チェーン博覧会の『友人の輪』をますます大きくし、生産・サプライチェーンの協力を強化する各国の共通認識をますます強め、世界のサプライチェーンを真の『世界のウィンウィンチェーン』にする」と述べました。（提供/CRI）