中国の女優ティファニー・タン（唐嫣）と俳優リウ・シュエイー（劉学義）が共演するファンタジー時代劇「念無双」が12月スタートとの話題が浮上し、配信への期待が高まっている。

本作は、ティファニー・タンが2009年の「仙剣奇侠伝3」以来15年ぶりに出演する仙侠ファンタジー作品で、クランクアップしてからすでに1年を迎えている。今年4月に予告動画を初公開した際には、夏ごろの配信がささやかれていたが、編集とスケジュール調整などが原因で遅延が起きていた。

9月には、動画配信大手・愛奇芸（iQIYI）の24年第4四半期から25年にかけて配信されるドラマ一覧に「念無双」が含まれていたことが明らかになっていたが、大ヒットドラマ「繁花」で「85後（1985～89年生まれ）」女優第一線に復帰したティファニー・タンの人気と影響力が健在のうちに、駆け込みで12月配信にこぎ着けるもようだ。

現在、プラットフォーム内の予約者数は70万未満という不振ぶりだが、配信に向けホットワードランキングに入るなど動きが活発になり、予約は右肩上がりに伸びると見込まれている。ドラマを待ちわびているファンからは「SNSでトレンド入りになっているので、配信はカウントダウンに」「ティファニー・タンのファンタジー時代劇をずっと待っていた」「今年不調だった愛奇芸にとって救いの一作」などの書き込みが寄せられた。

一方で、40歳となるティファニー・タンのファンタジーものへの出演を不安視する声、フィルターをかけ大幅な顔補正を行うとの情報が出回り、「フィルター機能をふんだんに使ったドラマになりそう」「主役同士の年齢差が気になる」「ティファニー・タンの演技が勝敗のポイント」などの意見も上がった。（翻訳・編集/RR）