人気小説家の瓊瑤さんが死去、「恩師」にヴィッキー・チャオらが哀悼の意

anomado    2024年12月5日(木) 12時40分

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台湾の恋愛小説家の瓊瑤さんの訃報を受けて、その作品をきっかけに人気スターとなった女優ヴィッキー・チャオらがSNSで哀悼の意を示した。

台湾の恋愛小説家の瓊瑤(チョンヤオ)さんの訃報を受けて、その作品をきっかけに人気スターとなった女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)らがSNSで哀悼の意を示した。

86歳の瓊瑤さんは4日午後、台湾・新北市の自宅で倒れているところを家族に発見された。同日、フェイスブックに長文メッセージや映像を投稿しており、自殺と発表されている。

1998年放送の中国時代劇ドラマで、中華圏で社会現象化するヒット作となった「還珠姫~プリンセスのつくりかた~(還珠格格)」では、ヒロインを演じたヴィッキー・チャオはじめ、ルビー・リン(林心如)、アレック・スー(蘇有朋)、ファン・ビンビン范冰冰)ら数々の人気スターが誕生した。ヴィッキー・チャオは4日、インスタグラムに「三国演義」の冒頭詞を投稿。末尾の句「幾度夕陽紅(夕日はいつも赤い)」は、ドラマ化作品が80年代にヒットした瓊瑤さんの小説タイトルでも知られている。

女優ブリジット・リン(林青霞)は1973年に瓊瑤さんの半自伝小説を映画化した「窓外」でデビュー。ブリジット・リンによると、瓊瑤さんとは数カ月前に電話で話したが、11月に台湾に戻った時は会う機会がなかったといい、「本当に心から後悔している」と語った。

同じく瓊瑤さんを恩師と仰ぐルビー・リンは、誕生日には毎年花束を届けるなど交流が続いていた。4日、代理人によると、突然の訃報にショックが大きく、フェイスブック上に残されたメッセージも読めない状態にあるという。

俳優ホアン・シャオミンは、2003年の「還珠格格3」でヒロインの兄役を演じて人気を集めた。中国のSNS・微博(ウェイボー)に長文を投稿し、「還珠格格3」の撮影時には瓊瑤さんに温かく励まされたことを紹介し、「あの美しい光景がまるで昨日のように思える」と悲しみを記した。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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