アニメを通して日本文化を探求!上海で日本語ワークショップ開催―中国メディア

Record China    2024年12月5日(木) 16時0分

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2日、中国のポータルサイト・捜狐に、今月7日に上海東方芸術センターで開催される日本語ワークショップについて紹介した記事が掲載された。写真は「君の名は。」。

2024年12月2日、中国のポータルサイト・捜狐に、今月7日に上海東方芸術センターで開催される日本語ワークショップについて紹介した記事が掲載された。

記事はまず、「あなたはこれまでに『なぜ私たちは日本のアニメにこんなにも引きつけられるのだろう』と考えたことがあるだろうか?それは心を動かすキャラクターたちなのか、それとも感動的なストーリーなのか。アニメを見るたびに熱い気持ちや感動が湧き上がるのはなぜなのだろうか?そんな疑問を抱くあなたのために、特別な日本語のワークショップが開催される。このワークショップでは、アニメを通して日本文化を探求し、次元の壁を越え、この魅力あふれる国をより深く体験する旅に出ることができる」と紹介した。

その上で、「この『次元の壁を越え、アニメを通して日本文化を知る』というテーマの日本語ワークショップは、今月7日に上海東方芸術センターで開催される。洗練された環境の中で、参加者はアニメと日本文化について生き生きとした体験を得ることができる。参加者の日本語の知識は不要で、日本のアニメや文化への好奇心と情熱さえあれば十分だ」と説明した。

また、「同ワークショップは、日本語教師の朱健(ジュウ・ジエン)先生が担当する。彼は多くの名作アニメを手掛かりに、感動的でリアルな物語の背後に隠された文化の宝物を探る旅へと導いてくれる。例えば、『鬼滅の刃』の友情と奮闘を味わいながら、『君の名は。』の純粋で美しい恋愛を感じることができる。これらの作品は、単なる娯楽にとどまらず、日本の伝統文化と現代生活の絶妙な融合を示す、まるで文化の扉を開ける鍵のようだ」と評した。

さらに、「同ワークショップには、多彩なテーマが用意されており、アニメを通じて日本を旅する気分を味わい、アニメによく登場する名所を巡るような体験をしたり、アニメの中の日本料理に触れ、そのおいしそうな描写を楽しんだりする。また、アニメの物語を通じて日本の伝統文化やお祭り、儀式、民俗について学ぶこともできる。基礎的な日本語の解説も行われるので、日本語学習を始めるきっかけをつかむこともできる」と言及した。

記事は、「まず自分が夢中になったあの名作アニメたちを振り返ってみよう。きっと誰もが心の中に強く印象に残っている作品があるはずだ。例えば、『スラムダンク』の情熱、『君の名は。』の純愛、あるいは『鬼滅の刃』の兄妹の絆。これらはすべて、日本アニメが描く深い感情の縮図であり、多くのファンの心を打つものだ」と論じた。

その上で、「例えば『鬼滅の刃』では、主人公の少年・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が突然の変化に直面し成長していく物語が描かれているが、その根底には家族、友情、勇気といったテーマが込められている。炭治郎と妹の禰豆子(ねずこ)が互いに支え合う場面を思い出してほしい。その言葉では表せない感情の交錯は、涙を誘うものだった。このような物語を通じて、日本の伝統文化が家庭や親子の絆をどれほど大切にしているかを感じ取ることができる」とした。

また、「感情の共鳴だけでなく、アニメはその独特な視覚的な特徴を通じて、色彩や映像の魅力を存分に楽しませてくれる。『スラムダンク』の青春あふれるシーンや、『君の名は。』の繊細な風景描写などは多くのファンを魅了してやまない。ここでは、アニメを通じて最も純粋な人間性に触れ、心を動かすストーリーを体感し、美意識を高めることができる。アニメは私たちに愛や友情、奮闘が前に進む原動力であることを教えてくれるのだ」と述べた。

そして、「同ワークショップでは、こうした作品について他の参加者と語り合い、自分なりの解釈や印象を共有することができる。参加者は日本文化の基本的な理解を得られるだけでなく、同じ趣味を持つ仲間と出会い、好きなアニメやその影響の深さについて語り合うことができるのだ。身近なアニメ作品を通じて視野を広げ、日本の風土や文化を知ることはとても楽しい体験だ。この忙しい時代に少し立ち止まり、アニメと文化の融合を通して日常の美しさを味わってみてはいかがだろうか」と勧めた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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