人民網日本語版 2024年12月5日(木) 16時30分
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広東省中山市古鎮鎮は名実相伴う「照明の町」だ。
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夜の帳が下り、北京市の国家体育場が赤色の「中国紅」にまばゆく照らされる。そこから10数時間後には、太平洋の対岸にある米国の町で卓上スタンドが次々と灯り、暖色系の光が部屋を明るく照らす。しかしこれらの照明の大半が、いずれも中国の広東省中山市古鎮鎮で作られていることを知っている人は多くないだろう。
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古鎮鎮は名実相伴う「照明の町」だ。この面積50平方キロメートル未満の小さな町には3万社以上の照明経営主体が集まり、その照明の販売量は国内市場の70%を占めている。製品は130以上の国・地域に輸出され、世界の同類市場で50%のシェアを占めている。
1980年代ごろから興った同鎮の照明産業は、香港から近いという地理的に優位な条件をよりどころとして、現地の村人は香港からサンプルを持ち帰り、同鎮で照明の自主生産を始めた。照明部品の組み立てや作業場加工から、徐々に大規模生産へと発展していった。
1990年代からはその生産規模の拡大に伴い、同鎮の照明販売員は広東省中山市や珠江デルタだけでなく、中国全土、さらには世界へと進出していった。
同鎮全体のハイテク企業は9月現在で126社、専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)企業は18社、デジタル化・スマートトランスフォーメーションを推進する企業は148社で、ハイテク企業の研究開発者は約1500人に達している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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