アメリカのスポーツ・ビジネスメディア「スポルティコ」はこのほど、2024年に世界で収入（報酬ボーナス＋スポンサー契約収入）が最も多かった女性アスリートランキングを発表しました。今年の1位は米国女子テニスのコリ・ガウフ選手で、中国の谷愛凌選手が2位、鄭欽文選手が4位、日本の大坂なおみ選手が6位にランクインしました。上位10人のうち、6人がテニスプレイヤーとなっています。

上位6位にランクされたのは、1位は米国女子テニスのコリ・ガウフ選手で、2024年の推定年収は3040万ドル（報酬ボーナス940万＋スポンサー契約収入2100万）です。2位は中国のフリースタイルスキーの谷愛凌選手で、2024年の推定年収は2210万ドルとなっています。3位はポーランド出身の女子プロテニスのイガ・ナタリア・シフィオンテク選手で、推定年収は2140万ドル。4位は中国女子テニスの鄭欽文選手で、推定年収は2040万ドル。5位はベラルーシ出身の女子プロテニスのアリーナ・サバレンカ選手で、推定年収は1770万ドル。6位は大坂なおみ選手で、推定年収は1587万ドルとなっています。

上位6人のうち、テニスプレイヤー以外は谷愛凌選手だけです。競技活動から得る収入はあまり高くありませんでしたが、スポンサー契約収入が世界の女性アスリートではトップの2200万ドルでした。2003年生まれの谷愛凌選手は、2022年2月の北京冬季オリンピックでフリースタイルスキー女子ビッグエアとフリースタイルスキー女子ハーフパイプで2個の金メダルを獲得し、健康的ではつらつとしたイメージで中国で絶大な人気となり、銀行や自動車、通信、ファッションなど多くの分野のスポンサーと契約を結んでいます。スノーボード・ハーフパイプののFIS（国際スキー・スノーボード連盟）ワールドカップが5日から8日まで、中国北部に位置する河北省張家口市のシークレットガーデンスキー場で開催されており、谷愛凌選手もシークレットガーデンスキー場に駆けつけ、試合に参加するということです。（提供/CRI）