CRI online 2024年12月9日(月) 20時30分
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中国初の大型浮体式天然ガス液化装置が長江から舟山に向かいました。
中国初の大型浮体式液化天然ガス液化装置船「NGUYA FLNG」が9日早朝、海事部門の10隻の海上巡視艇からなるえい航船団にリレー方式でえい航されて、順調に長江の江蘇省区間を離れ、その後の艤装(ぎそう、船舶の装備を取り付ける工程)作業のために舟山造船工場の埠頭に向かいました。
このえい航船団は全長705メートルで、その内「NGUYA FLNG」の船長は376メートル、型幅60メートル、型深さ35メートル、えい航時の水面からの高さは約61.65メートルです。えい航船団は、1隻の高馬力のタグボートが引っ張り、同じく高馬力の4隻のタグボートが側方から引っ張りながらえい航し、2隻の馬力の大きいタグボートが後ろから推し、残る2隻のタグボートはそれぞれ緊急時の主えい航と補助えい航に当たります。このタグボート船団の長さは、長江上を航行するえい航船団としてはこれまでの最長記録を更新しました。
FLNGは浮体式液化天然ガス処理プラットフォームで、陸地から離れた海域で採掘された天然ガスを直接液化して貯蔵することができるもので、海上での作業設備の中では最も複雑で、建造費も最も高く、最も付加価値が高い製品の一つとされています。今回えい航された「NGUYA FLNG」船は、フル稼働時には付近の海域のガス田から1日当たり約3億8000万立方フィート(約1076万立方メートル)の天然ガスを受け入れることができるということです。(提供/CRI)
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2024/12/9
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