「異世界ハーレムアニメ」が日本だけでなく世界で人気を博している理由―中国メディア

Record China    2024年12月14日(土) 22時0分

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10日、中国のポータルサイト・淘宝百科に異世界ハーレムアニメの文化的背景と流行の傾向について紹介した記事が掲載された。写真はソードアート・オンライン。

2024年12月10日、中国のポータルサイト・淘宝百科に異世界ハーレムアニメの文化的背景と流行の傾向について紹介した記事が掲載された。

記事はまず、「異世界ハーレムアニメは単なる娯楽ではなく、一つの文化現象でもある。この記事では、この異世界ハーレムアニメの魅力を深く探り、その背後にある文化的背景や流行の傾向について詳しく解説していく」とした。

次に、「異世界ハーレムアニメは、その名の通り、主人公が何らかの方法で異世界に転生または転移し、そこで複数の女性キャラクターと出会う物語だ。これらの女性キャラクターは、通常主人公に好意を抱き、場合によっては恋愛関係に発展する。このようにして、いわゆる『ハーレム』的な状況が形成される。このジャンルの作品は、ファンタジー、冒険、恋愛などのさまざまな要素を組み合わせ、視聴者に視覚的・感情的に豊かな体験を与えている」と説明した。

続けて、「異世界ハーレムアニメが日本国内だけでなく、世界的にも広く支持されている理由には、三つの深い文化的背景がある。一つ目は異世界への憧れだ。日本の伝統文化には、異世界への想像力が古くから根付いており、古代の神話や伝説から現代の小説まで、異世界を舞台とする物語が多く存在する。二つ目はハーレム文化の受容性。日本社会は、複数の女性キャラクターが主人公に好意を寄せる『ハーレム』的な物語設定に比較的寛容であり、こうした要素がある作品が市場で受け入れられやすい背景があるのだ。三つ目はグローバル化の影響。これにより、海外の視聴者もこのジャンルのアニメに触れる機会が増え、さらに人気が高まっている」と述べた。

また、「近年、異世界ハーレムアニメは多様化の傾向を見せている。アニメクリエイターたちは新たなストーリー展開やキャラクター設定を試み、より多くの視聴者を惹きつける努力をしている。一方で、古典的な作品も続編やスピンオフ作品を通じて、息の長い人気も保っている。さらに、インターネット技術の進歩により、オンラインプラットフォームがこのジャンルの作品の重要な発信源となり、視聴者がより手軽にアクセスできるようになった」と論じた。

そして、「異世界ハーレムアニメは、独特の文化現象として、人々のロマンチックな幻想を満たすだけでなく、現代社会における多様な文化や価値観を包容する姿勢をも反映している。アニメ愛好者であれ一般の視聴者であれ、このジャンルから自分なりの楽しみを見つけることができだろう。この記事が、異世界ハーレムアニメという作品をより深く理解する助けとなり、興味を持つきっかけになれば幸いだ」と言及した。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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