Record Korea 2024年12月11日(水) 10時0分
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10日、韓国・アイニュース24は「台湾TSMCの創業者である張忠謀氏が、サムスン電子の問題は技術力不足にあると指摘した」と伝えた。写真はサムスン電子。
2024年12月10日、韓国・アイニュース24は「台湾TSMCの創業者である張忠謀(モリス・チャン)氏が、サムスン電子の問題は技術力不足にあると指摘した」と伝えた。
記事によると、張氏は9日、自伝の出版イベントに登壇。記者会見でサムスン電子について質問を受け、「問題は事業戦略ではなく技術的なこと」だとコメントした。サムスン電子がファウンドリ(半導体受託生産)事業で苦戦している原因は技術競争力を十分に確保できていないことだと指摘した発言だとみられている。
また「現在、韓国が置かれている混乱の状況が、サムスンの経営に否定的な影響を及ぼす可能性がある」と述べ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による非常戒厳の宣布と弾劾の動きなど不安定な政局が、韓国と台湾の半導体競争にも影響を与えるとの見方を示した。韓国では今回の事態により、与党と政府が進めてきた半導体特別法の採択も不透明になっている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「台湾企業は中国との問題で不確実性が大きい」「台湾が韓国の心配をしてくれるとは(笑)」「そのとおりだと思うしTSMCは認める。けど、自信と慢心には大きな違いがある」「この国の最大の弱点は政治家」「サムスンが生きる道は脱韓国しかない」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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