Record China 2024年12月11日(水) 16時0分
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中国メディアの中国藍新聞は10日、「ネットで人気の日本製の目薬を長期に使用した女性の視力が0.1にまで低下した」と報じた。
記事によると、浙江省寧波市に住む27歳の応(イン)さんは、長時間のパソコンによる仕事でドライアイになり、充血などの症状もあった。そこで、代理購入を利用してネットで人気だった日本の目薬を購入。点眼すると清涼感があり、ドライアイが緩和され、充血も和らいだように感じた。
しかし、その後も継続して使用しているとゴロゴロとした異物感や充血の症状が出るようになり眼科を受診。検査したところ、「視力が0.1にまで低下していることが分かった」という。
医師は目薬に含まれる成分「塩酸テトラヒドロゾリン」による薬剤性角膜上皮障害と診断。「塩酸テトラヒドロゾリン」はアドレナリン系の成分で、頻繁に使用すると目の疾患の発生につながる可能性があると説明したとのこと。
なお、同記事では「日本の目薬」の具体的な商品名や、応さんの視力がもともとどのくらいあったかなどについては説明されていない。
この話題は中国のSNS・微博(ウェイボー)で一時トレンド1位に浮上。ネットユーザーからは「日本のものは怖くて使えない」「こんな大ごとになってるんだから、商品名を報じろよ」「バカだな。何でもかんでも日本のものが良いと思ってるのか?」「日本のものを妄信したばかりに20代で…かわいそうに」「日本の薬は成分が大量に入れられているから『効果が良い』と言われるんだ」「日本の多くのものは質が悪い。ただパッケージが良いだけ。カトラリーや洗顔フォームやドライヤーを買ったが、中国のスーパーで売ってる安い商品より質が悪かった」などの声が殺到した。
一方で、「私も(日本製の目薬を)毎日使っている」「大学4年間ずっと使ってた」「用量を守っていなかったのでは?」「どんな目薬も用法用量を守り、治療が済んだら使用をやめるべき」とのコメントや、「薬の使用については医師に聞いた方が絶対にいい」「目薬だけは気を付けた方がいい」「この事例はネットで人気の商品を妄信しすぎるなということを警告している」などのコメントも投稿されている。(翻訳・編集/北田)
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