CRI online 2024年12月11日(水) 18時50分
拡大
中国の風力発電の設備容量が5億キロワット超に達しました。写真は福建省平潭の洋上風力発電機。
今年に入り、中国の風力発電設備容量の規模は拡大を続け、技術革新が次々とブレークスルーを成し遂げ、世界レベルの風力発電産業体系が築かれ、エネルギー転換の歩みを加速させています。
中国が独自に研究開発した世界最大の浮体式風力発電ユニットが先ごろ、江蘇省でラインオフしました。同ユニットのローターの直径は260メートルに達し、掃引面積は標準的なサッカー場7面に相当し、1基当たり年間6200万キロワット時のクリーン電力を出力することができます。
同時に、チベット自治区では世界最高標高の風力発電プロジェクトの最後の発電ユニットが調整試験に成功し、フル稼働を実現しました。また各海域では今年の洋上風力発電設備容量は4500万キロワットを突破する見込みです。
最新のデータによると、中国の風力発電設備容量は目下5億キロワットをすでに超え、世界の風力発電総設備容量の50%を占めています。今年1~10月、中国の風力発電量は7580億キロワット時を超え、全国の総発電量の約10分の1を占めています。
産業チェーンにおいて、中国はすでに世界最大の風力発電設備の製造拠点となっています。最新のデータによると、中国の風力発電関連製品の生産能力が世界市場に占める割合は、風力発電ユニット60%、ブレード64%、発電機73%となっています。2023年、世界で新たに設置された風力発電ユニット上位5社のサプライヤーのうち4社が中国からのもので、累計で671基の風力発電ユニットを輸出しています。技術イノベーションと産業チェーンの整備が、中国の風力発電企業の海外進出のペースを加速させています。(提供/CRI)
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2024/12/11
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