「祈今朝~失われた記憶、共鳴する愛~」シュー・カイのインタビュー到着!「2役を演じ分けることに必死だった」

anomado    2024年12月12日(木) 22時0分

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時代劇「祈今朝<ききんちょう>~失われた記憶、共鳴する愛~」で1人2役に挑戦したシュー・カイのインタビューが到着した。(C)Tencent Technology(Beijing)Co.,Ltd

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中国のイケメン俳優シュー・カイ許凱)がタイプの正反対な2人のイケメンキャラクターを演じ分け、1人2役に挑戦したラブアクション時代劇「祈今朝<ききんちょう>~失われた記憶、共鳴する愛~」がU-NEXTで独占先行配信されており、DVDも好評リリース中だ。シュー・カイは「雪華の炎~揺るぎない誓い~」ほか数々の作品で主演を務め、日本の華流ファンの間でも人気がある。

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本作でシュー・カイが演じるのはやんちゃで明るい少年で、妹分だと思っていたヒロインに淡い恋心を抱くようになる越今朝(えつきんちょう)と、仮面で顔を隠してヒロインを見守る切ない恋を繰り広げていくミステリアスで薄幸な公子・扁絡桓(へんらっかん)。それぞれのロマンスが絡み合ってドラマティックに展開していき、やがてヒロインを巡る三角関係に発展。恋の行方は?そして、同じ顔の越今朝と扁絡桓にはどんな因縁があるのか?謎に包まれた関係に目が離せなくなること間違いなしだ。


本作の配信とDVDリリースを記念して、シュー・カイのインタビューが到着した。

■本作で演じた越今朝と扁絡桓を紹介してください。

越今朝は過去のない人間で、人生の先行きも見えない。普段はお茶目でやんちゃだけど、それは自分を守るよろいで、扁絡桓とは真逆。つまり2人は両極端な性格だね。扁絡桓は未来がなく、とても悲惨。自分の死期が近いと知っている。だからこそ未練が生じる。祈(き)と会うたびに最後の別れに近づくからだ。

■二つの役は全然違う?

そうだね。最初は新鮮で面白いと思ったけど、いざ撮影が始まったら頭を抱えたよ。撮影しながら、皆で作品を洗練させていった。


■「仙剣」の生みの親(ゲーム「仙剣奇侠伝」シリーズのプロデューサー)も扁絡桓役に「いいね」をつけていましたね。

僕と兄は昔から「仙剣」のファンだ。僕はそのキャプチャを兄に送った。まさに「念願成就」だ。兄は「すげえ」って。子供の頃はまだネットがなくてソフトを買って遊んだ。まずは「仙剣98柔情編」。それからシリーズ2~5。この話題ならいつ振られても大丈夫。ストーリーも覚えている。これは僕にとってとても大切な思い出だ。

■「仙剣」の古参ファンとして、この役を受けた時の気持ちは?

すごい重圧だった。これは偽らざる本音。子供時代に夢見た思い入れのある一作だ。どれほど難しくても全力で演じてみんなが納得する作品を目指した。

■「千古の愛、天上の詩」では3役を演じていましたね。

「千古の愛」では何度も転生するから、3役は別人とも言える。でも今朝と扁絡桓は苦痛だよ。メンタル崩壊だ。例えば1日のうち3シーンは今朝役でふざけたり、卵を奪ったり、嫉妬したりする。そのあとメークを変えて扁絡桓になる。けがしたり、心を痛めたり、エモくなったりする。超つらいよ。気分の浮き沈みが激しい。つまり喜んだあと泣く。また喜んで泣く。ずっとこんな調子だった。まず今朝役で空間に向かって演じる。それから扁絡桓になり、今朝がいると想像して演じるんだ。

■演じがいのあったシーンは?

前半の今朝は気楽に演じられた。騒いだり卵を奪ったりね。扁絡桓は内向的で、演じがいがある。よりリアルに演じられた。

■役者冥利に尽きる?

そうだね。僕の性格は比較的、扁絡桓に似ている。

■ファンから見ると今朝に似ている印象ですが、本人としては扁絡桓に似ていると?

そう、僕は内に秘めるタイプ。

■祈の顔をつねるシーンの中で一番印象的なのは?

多すぎて忘れた。毎回思い切りやったよ。お遊びだからね。僕はつねられた時、「よくも力を入れたな。次のシーンでやり返す」と言った。自分でも思ったよ、これこそまさに仲良し兄妹のじゃれ合いだと。2人は記憶がなく、支え合ってきたんだ。

■越祈のどんな点が一番好きですか?

越祈には過去の記憶がなく、心は子供のまま。無邪気でかわいいと思う。


■日頃どうやってからかう?

彼女に「あなたのこのシーンは太って見える」と言われた。2人とも大食いの役だったんだ。

■自分の恋敵を演じた感想は?

撮影の時はさほど意識しなかった。2役を演じ分けることに必死だったからだと思う。もう一度機会があれば、嫉妬バトルを掘り下げたい。後で自分が自分の恋敵だと気づいて、本当に滑稽だと思った。視聴者いわくシュー・カイが自分をにらんでいる。撮影の時は考えもしなかった。

■1人複数役を選びがちだとファンに言われていますが…。

いろんな役に挑みたいと思っているから、1人2役を演じられて幸運。今回は2人の感情のギャップが大きかった。これは役者の醍醐味だね。

■今回は醍醐味に浸れた?

つらいけど楽しい。

■視聴者の面白いコメントはありましたか?

あったよ。「三兄はエモい」とか、扁絡桓が登場した時「彼は丸顔だから、扁先生じゃなくて丸先生だ」とか。超ウケたね。

■最後に本作を紹介してください。

「祈今朝」をお見逃しなく。越今朝と扁絡桓と祈を応援してください。視聴者の皆さんに満足してほしいです。

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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