Record China 2024年12月12日(木) 17時0分
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華字メディアの日本華僑報は11日、世界主要都市の総合力ランキングで9年連続3位となった東京の課題に関する論評を掲載した。
論評はまず、森ビルのシンクタンク、森記念財団が10日発表した2024年の世界主要48都市の総合力ランキングで、東京が9年連続の3位だったこと、ランキングは「経済」や「研究・開発」など6分野に分類される70の指標を総合的に評価したものであること、東京は総合スコアが上昇し、2位ニューヨークとの差は前年から縮まったこと、円安を背景に訪日客数が伸び「文化・交流」分野で5位から3位へと評価を上げ、「交通・アクセス」分野でも8位から5位へと評価を上げたことなどを紹介した。
一方で、東京の課題は「経済」分野で、前年と同じ10位となった背景には「GDP成長率」の伸び悩みなどがあるとし、「GDP成長率は国や地域の経済活力を測る重要な指標であり、その実績は都市の総合的な競争力に直接影響する。この点における東京の『生ぬるさ』は、世界トップクラスの都市ですら成長を続けるプレッシャーと課題に直面していることを人々に想起させる」とした。
論評は、このランキングについて「グローバル化の過程における各都市の奮闘や葛藤、成果、課題を反映する鏡のようなものだ」と指摘。東京が9年連続で3位となったことについて「過去の取り組みに対する肯定であるだけでなく、将来への期待でもある。この不確実性に満ちた時代において、各都市は独自のやり方で独自の物語をつづっている。東京も独自のリズムで世界の舞台で踊り続け、より輝かしい明日の到来を期待している」とした。(翻訳・編集/柳川)
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