チョン・イー不在の「長安二十四計」撮影現場、出演情報の二転三転にファンから不満噴出

anomado    2024年12月14日(土) 10時0分

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中国ドラマ「長安二十四計」を巡り、「撮影の現場にチョン・イーの姿がない」「チョン・イーは出演を認めていない」ことでファングループが「ドラマ関連の推し活を一時停止する」と発表し、物議を呼んでいる。

人気俳優チョン・イー成毅)の出演予定で話題を集めてきた中国時代劇ドラマ「長安二十四計」。最近は、「撮影の現場にチョン・イーの姿がない」「チョン・イーは出演を認めていない」ことでファングループが「ドラマ関連の推し活を一時停止する」と発表し、ネットで物議を呼んでいる。

ドラマの制作話が浮上したのは今年5月のこと。チョン・イー主演のファンタジー時代劇「狐妖小紅娘・王権篇」の撮影途中に、動画配信大手・愛奇芸(iQIYI)と騰訊視頻(テンセントビデオ)が共同で手がける武侠ドラマ「赴山海」にチョン・イーが出演することが決まり、直後に優酷(YOUKU)が「『長安二十四計』、主演:チョン・イー」と駆け足で発表した。それ以来、中国SNSの微博(ウェイボー)のドラマ公式アカウントには「主演:チョン・イー」と載せてきた。

これについてチョン・イー側は出演を認めるコメントを出していないが、ドラマは浙江省にあるテレビや映画の撮影地・象山影視城で11月に静かにクランクインを迎え、以後、助演俳優のジョウ・チー(周奇)の姿や、エキストラによるアクションシーンの撮影場面が目撃されてきた。しかし、肝心のチョン・イーの姿が一向に現れず、疑心を抱くファンが続出した。

このごろになると、「制作側はチョン・イーのネームバリューで投資と出演者を呼び込んだ後、シュー・ジェンシュエン(徐振軒)を主演にしようとしている」「『赴山海』で脇役出演のシュー・ジェンシュエンをプロデューサーの力で主役に抜てきした」といった情報がリークされ、「撮影が始まって10日以上たっているのに、現場に主役の姿がないし、ビジュアルポスターの公開もない」「主演をでっちあげて『赴山海』以後のチョン・イーのスケジュールを占拠した」「ファンの思いを翻弄(ほんろう)した」「今のところ、チョン・イーもシュー・ジェンシュエンも現場に現れていないので、事情の把握が難しい」「歯切れが悪くて気に入らない」などの不満が噴出している状況となっている。

人気俳優のイメージと影響力を利用して投資を呼び込み、ファンの反応をうかがいながら出演者を調整するのが中国のドラマ現場の「当たり前」だが、「長安二十四計」への出演を巡る情報の二転三転でファンの不安と反感が高まっているもようだ。(翻訳・編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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