日本、中国、韓国、台湾の中で肥満率が最も深刻なのは?=韓国ネット「当然の結果」「日本の子どもは…」

Record Korea    2024年12月12日(木) 21時0分

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12日、韓国・ヘルス朝鮮は「韓国、中国、日本、台湾の小児・青少年の肥満率を比較したところ、韓国の小児・青少年の肥満率が最も深刻だったという研究結果が発表された」と伝えた。写真はソウル。

2024年12月12日、韓国・ヘルス朝鮮は「韓国、中国、日本、台湾の小児・青少年の肥満率を比較したところ、韓国の小児・青少年の肥満率が最も深刻だったという研究結果が発表された」と伝えた。

記事によると、韓国・順天郷大学富川病院小児青少年科の研究チームはこのほど、世界の保健科学者ネットワーク「NCD危険要素協力(NCD Risk Factor Collaboration)」の小児・青少年肥満率データを活用し、10~22年の韓国、中国、日本、台湾の5~9歳の小児・青少年の体重分布変化と肥満有病率の傾向を比較分析した。

その結果、22年の韓国の小児・青少年の過体重・肥満有病率が男児43.0%、女児24.6%で最も高かった。また、体重群(低体重・正常体重・過体重・肥満)別の有病率を分析したところ、韓国と台湾は正常体重群と過体重群が減少した一方で低体重群と肥満群が増加し、体重群間での両極化が進んでいることが分かった。韓国の小児・青少年の正常体重の割合は男児が55.0%、女児が73.3%で中国、日本、台湾に比べて顕著に少なく、韓国の小児・青少年の健康に「赤信号が灯っている」ことが確認されたという。

研究チームのホン教授は「小児・青少年の肥満の増加は高血圧、脂質異常症、糖尿病などの合併症につながり、韓国社会の慢性疾病の負担を高める」とし、「肥満の他、低体重も小児・青少年の健康に否定的結果を招く可能性があるため、韓国の小児・青少年の健康に直結する指標である正常体重群の減少に注意を向けるべきだ」と警告した。

同じく研究チームのイ教授は「身体条件の似ている中国、日本、台湾に比べて韓国の小児・青少年の健康に対する懸念は大きい」とし、「関連政策の検討、専門家の関心と努力が必要だ」と強調したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ファストフード、高カロリーな食事、デリバリーのせい。昔ながらの韓国料理を食べるべきだ。キムチ、味噌、コチュジャン、ナムル、豆、そしてたまにお肉。長生きのお年寄りはみんなそういう食事をしている」「昔に比べてたくさん食べるのに、スポーツをさせず勉強とスマホばかりさせているから肥満率が高い」「小中高校時代は勉強に命をかける国だから、子どもたちは運動をせず1日中机に座っている。それで太らない方がおかしい」「小学生のときからスマホ、コンビニ、塾の3点セットを繰り返しているのだから当然の結果」「学校給食の質が向上したのに、その分運動しないのが問題」「スーパーでお菓子やコーラなどの炭酸飲料をカゴいっぱいに入れている母親たちを見ると寂しい気持ちになる」「共働きの夫婦が多く、子どもがコンビニ、デリバリー、外食漬けになっているから(泣)」「日本は学校での体育がしっかりしていて、ほとんどの子が幼いころからサッカー野球、バレー、バスケ水泳、陸上などを学ぶ。だから太るはずがない」などの声が寄せられている。

その他、「先進国病」「満足に食べられないがために背が低く痩せているよりはいいよ」「この記事を見ながらピザを食べている自分を反省…」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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