北京・天津・河北省国家技術革新センター雄安センターが12日、正式に稼働を開始しました。雄安新区では、北京大学人民病院雄安医工交差転化研究院（医工交差とは医学と現代化工程技術の相互融合を指す）の協力プロジェクト、第4世代半導体材料の窒化アルミニウム（AlN）ドープエピタキシャルウエハーを含む複数の自主イノベーション型プロジェクトが実施されます。

テクノロジー企業9チームが次世代情報技術と新素材の分野でディスラプティブテクノロジー（破壊的技術）のプロジェクトに関する先行プレゼンテーションを実施し、最新の科学技術成果と革新的応用を展示しました。また、雄安センター衛星ナビゲーション公共技術プラットフォームも同時に稼働し、衛星ナビゲーション分野の技術開発、製品イノベーションなどの分野で企業、大学、科学研究機関に標準化された効率的で便利な基本サービスを提供することになります。

河北省中部に位置する雄安新区は北京、天津、河北省保定市の後背地にあり、2017年に中国国務院により国家級新区に指定され、北京の非首都機能を集中して担う地域としての建設が計画されています。（提供/CRI）