「ダンダダン」が2話だけで高評価を獲得した理由とは?―台湾メディア

Record China    2024年12月13日(金) 23時0分

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8日、台湾メディアの有閑購物は日本のアニメ「ダンダダン」について、配信2話が終わった段階ですでに高評価を獲得した理由について分析した記事を掲載した。

2024年12月8日、台湾メディアの有閑購物は日本のアニメダンダダン」について、配信2話が終わった段階ですでに高評価を獲得した理由について分析した記事を掲載した。

記事はまず、「『ダンダダン』は配信開始直後から大きな話題を呼び、奇想天外な世界観とキャラクター同士の緊張感あふれるやり取りが注目されている。物語はヒロインの綾瀬桃(モモ)の日常から始まる。ある日、彼女はいじめられていた同級生の高倉健(オカルン)を助け、オカルンが宇宙人に異常なほどの執着を持ちながらも、幽霊の存在を信じていないことを知る。2人は両存在に対する意見の違いから、モモはUFOの聖地を訪れ、オカルンは幽霊が出るとうわさのトンネルに挑戦するという奇妙な賭けをする。結果として、一方は幽霊に遭遇し、もう一方は宇宙人に拉致され、2人の運命は複雑に絡み始める」と説明した。

次に、「同作の大きな特徴は、宇宙人と日本の都市伝説や妖怪を組み合わせた異次元の対決だ。劇中には裂けた口を持つ『口裂け女』や高速で走る『ターボババア』といった妖怪が登場し、さらに宇宙テクノロジーの独特な設定が加わることで、『キングコング対ゴジラ』のような壮大な対決をほうふつさせる。物語が進むにつれて、主人公らの冒険はどんどんスケールアップし、危機感とユーモアが巧みに交錯する。さらに、未知への挑戦が取り返しのつかない結果を招くこともあるとして、視聴者に『未知を信じる心』の重要性をそっと伝える。このように、恐怖と心温まる感覚をバランスよく融合している点が同作の魅力の一つだ」と評した。

続けて、「『ダンダダン』は伝統的な少年漫画とは一線を画し、挑発的で斬新なストーリー展開で視聴者を引き付ける。例えば、宇宙人に拉致されたモモが実験台に送られるシーンでは、宇宙人の驚きの目的が明かされる。また、呪いを受けたオカルンがモモを救出しようと宇宙基地に潜入する際、宇宙人がオカルンを襲おうとする場面には、緊張感の中に思わず笑いが込み上げる要素が盛り込まれている。このように、恐怖と笑いを継ぎ目なく切り替える構成は視聴者を飽きさせない。同作のユニークな作風は多くのファンを引き付けている」とした。

また、「『ダンダダン』はホラー要素と恋愛要素の融合が巧妙で、視聴者の感情をまるでジェットコースターのように揺さぶる。霊的な冒険のゾクゾクする恐怖感と主人公2人の甘い関係性がうまく絡み合い、独特の雰囲気を生み出している。特に冷たさと温かさが交互に訪れるストーリー展開は次が気になって止まらない中毒性を持っている。この点が幅広い年齢層に受け入れられる理由だろう」と論じた。

さらに、「作者の龍幸伸氏は実力派の漫画家で、『チェンソーマン』の藤本タツキ氏や『地獄楽』の賀来ゆうじ氏のアシスタントを務めた経験を持ち、その画力と物語の語り口は高く評価されている。一時は創作意欲を失う低迷期もあったというが、編集者の林士平氏の励ましを受け、再び漫画への情熱を取り戻した。『ダンダダン』は『化け物には化け物をぶつける』というコンセプトを基に、龍氏の自由な創造力が存分に発揮された作品だ。この成功により、龍氏の今後の可能性にさらに注目が集まっている」と言及した。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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