日本の名作アニメが長く愛され続けるのはなぜか?―中国メディア

Record China    2024年12月17日(火) 23時0分

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15日、中国のポータルサイト・淘宝百科に日本の名作アニメが長く愛され続ける理由について考察した記事が掲載された。写真はONE PIECE。

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2024年12月15日、中国のポータルサイト・淘宝百科に日本の名作アニメが長く愛され続ける理由について考察した記事が掲載された。

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記事はまず「日本のアニメの世界に足を踏み入れると、心に深く刻まれるキャラクターや物語が時を経ても色あせないことに気付く。日本のアニメはどのようにして時代や国境を超え、世界中のファンにとって永遠の名作となったのだろうか?」と問い掛けた。

そして、「日本のアニメが成功を収めている理由は、その独特な芸術スタイルと革新的な精神にある。『となりのトトロ』の夢のような田園風景から、『ONE PIECE(ワンピース)』の熱い冒険物語まで、伝統的な絵画技法と現代アニメーション技術が融合されており、どの作品もまるで視覚的な芸術の祭典のようだ」と述べた。

また、「キャラクターの深みと視聴者との共感性は、日本のアニメの大きな特徴の一つだ。例えば、『NARUTO -ナルト-』の主人公・うずまきナルトは、その不屈の精神と成長で、多くの視聴者の心を強く打った。各キャラクターにはそれぞれ明確な個性と成長の軌跡があり、それが視聴者との強い感情的なつながりを生み出す」とした。

ワンピース

さらに、「日本のアニメは単なる娯楽にとどまらず、深い人生哲学を内包していることがある。例えば、『千と千尋の神隠し』では環境保護のテーマが描かれ、『進撃の巨人』では人間性への問い掛けが表現されており、エンターテインメントであると同時に深い思想を伝えている」と説明した。

加えて、「日本発祥のアニメではあるが、そのグローバルな物語の視点と普遍的なテーマによって、世界中のファンをも魅了している。日本のアニメは言語の壁を越え、簡潔でわかりやすい感情表現を用いて人々の心を動かし、国際的な文化交流の重要な架け橋となっている」と評した。

その上で、「日本の名作アニメが長い年月を経ても色あせない理由は、その独自の匠(たくみ)の精神と時代の変化に適応する能力にある。アニメクリエイターたちは常に新しいアイデアを生み出し、視聴者のニーズを敏感に察知することで、名作の価値を保ち続けてきた。要するに、日本の名作アニメの魅力は、その芸術的な美しさ、深く作り込まれたキャラクター、楽しさと教育的要素を兼ね備えた物語、グローバルな普及力、そして持続的な革新性にある。これらの要素が組み合わさり、世代を超えて愛されるアニメ王国を築き上げている。これからも新たな名作アニメが生まれることを期待せずにはいられない」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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