中国国家エネルギー局が15日に発表したデータによると、2024年末時点の中国の風力発電設備容量は約5億1000万キロワット、太陽光発電設備容量は約8億4000万キロワットで、利用率は95％以上を維持しているとのことです。

中国の新エネルギー設備容量はこの10年、年平均2桁の伸び率を保っており、2013年以降、風力発電の設備容量は年平均約20％の増で6倍に増え、太陽光発電の設備容量は年平均約60％の増で、180倍以上に増えています。また、年間の新規設備投資はいずれも世界全体の40％以上を占めており、世界のグリーン発展の持続的な原動力となっています。

また、設備規模が拡大する一方で、使用電力に占める新エネルギーの割合が高いという望ましい態勢を維持しています。風力発電と太陽光発電の平均使用率は95％以上を維持しており、世界一流のレベルとなっています。

2023年には、全国の風力発電の平均利用率は97．3％、太陽光発電の平均利用率は98％、風力と太陽光を合わせた発電量は1兆4300億キロワット時で、2023年の中国の都市部と農村部住民の生活用電力量（1兆3500億キロワット時）を上回り、社会全体で使用した電力量に占める割合は約15．8％で、世界の平均レベルを上回ったということです。（提供/CRI）