「Chinese New Year」と表記のコストコ、クレームに「光速対応」で称賛―台湾メディア

Record China    2024年12月17日(火) 11時0分

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15日、台湾メディアETtodayは、会員制スーパーマーケットチェーン・コストコが、春節(旧正月)の英語表記をめぐる台湾ネットユーザーからのクレームに迅速な対応を見せたことを報じた。

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2024年12月15日、台湾メディアETtodayは、会員制スーパーマーケットチェーン・コストコが、春節(旧正月)の英語表記をめぐる台湾ネットユーザーからのクレームに迅速な対応を見せたことを報じた。

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記事は、タイに滞在中の台湾人インフルエンサー「盤谷唯一勧世吵架王」氏が先日フェイスブックのコミュニティ上で、コストコ公式サイトに掲載された春節向け食品特集ページの英語表記が「Chinese New Year」になっていたことを発見、「春節は中国だけのものではなく、多くのアジア地域にも存在する風習。著名な多国籍企業として、コストコは正しく表記することの重要性を考えるべきではないか」とクレームのメールを出したことを明かしたと伝えた。

そして、同氏がメールを送信してから7時間も経たないうちにコストコ側がページの表記を「Lunar New Year」に変更し、同氏が「大企業は相手にしてくれないなどと思ってはいけない。まずは行動してみよう。成功するはずがないと思うときもあるけれど、やってみなければわからない。そしてコストコには1万個の『いいね』をあげたい」とコメントしたことを紹介している。

Costco

また、コストコも15日にこの件について反応し「これまで、あらゆる製品や関連サービスについて会員や各界からの意見を広く聞き入れてきた。各地の会員が求めるサービスを提供していきたい。会員へのより良質なサービスの提供につながる貴重な意見に対して改めて感謝する」とのコメントを発表したと伝えた。

記事は、春節の英語表記をめぐってはこれまでもしばしば「Chinese」か「Lunar」かで議論が繰り広げられており、昨年には韓国のガールズグループメンバーがネット上で「Chinese New Year」と表記したことで現地ファンから集中砲火を浴び、「Lunar」に変更したところ今度は中国のネットユーザーに袋叩きにされるトラブルがあったと紹介した。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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