卓球の馬龍や孫穎莎を侮辱、大学院指導教官が処分される―中国メディア

Record China    2024年12月19日(木) 22時0分

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18日、頭条新聞は、卓球の中国代表選手に対してネット上で長期間にわたり誹謗中傷を繰り返していたとして、四川省の大学院指導教官が学校から処分を受け、謝罪声明を発表したと報じた。写真は馬龍。

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2024年12月18日、中国メディアの頭条新聞は、卓球の中国代表選手に対してネット上で長期間にわたり誹謗中傷を繰り返していたとして、四川省の大学院指導教官が学校から処分を受け、謝罪声明を発表したと報じた。

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記事によると、処分を受けた四川省の成都中医薬大学修士課程指導教官は中国男子卓球代表である樊振東(ファン・ジェンドン)のファンで、SNS上にて樊の応援コミュニティーを運営。その中で、中国女子卓球代表の孫穎莎(スン・インシャー)や男子代表の馬龍(マー・ロン)をはじめとする複数の卓球選手に対して理不尽な発言を浴びせ、ファン同士のトラブルを引き起こしたとされる。

同大学は問題発覚後、この教官に警告処分を下したことを明らかにしたほか、共産党員であることを踏まえて学内の党規律委員会も調査および処分を行う方針を示した。

成都中医薬大学

教官本人は13日、「自らの言動の誤りを深く認識して真摯(しんし)に反省している。今後いかなる形式、いかなる場所においてもインターネットの健全な環境を損ねる不当な言動を行わないことを誓約する。孫穎莎や馬龍などの卓球選手、ファン、そして社会に対して心よりおわび申し上げるとともに、処分を甘んじて受け入れる」とする謝罪文を公表した。

この件について、中国のネットユーザーは「この人、樊振東に対してもののしり続けていた。樊にも謝るべき」「3年もの間、孫穎莎を攻撃し続けてようやくしかるべき罰が下った」「こんな人物が大学院の指導教官をしてたら、学生の価値観だっておかしくなる」「この人、プラットフォーム全体で2人をののしるよう、あおり立てていたからな」といた感想を残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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