巨大最先端装置の「江門ニュートリノ実験」の液体注入が始まる―中国

CRI online    2024年12月19日(木) 10時30分

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広東省にある国家級大型科学装置の江門ニュートリノ実験の液体注入が18日に始まりました。

中国科学院高能物理研究所によりますと、広東省にある国家級大型科学装置の江門ニュートリノ実験(JUNO)の液体注入が18日に始まりました。何段階ものろ過を経た超純水が1時間当たり100トンの流量で装置の水槽に注入されます。2025年8月には注入が終了し、本格的な稼働を開始する予定です。

江門ニュートリノ実験の中核装置は地下700メートルの実験ホール内の深さ44メートルのプールの中央に配置されており、ニュートリノの質量階層の測定を第一の科学目標として、多くの重大な最先端研究を行います。江門ニュートリノ実験は、完成すれば国際的なニュートリノ研究の中心の一つとなり、日本のハイパーカミオカンデ、米国の深部地下ニュートリノ実験(DUNE)と、ニュートリノ研究で「鼎立(ていりつ)」する状況になるとされています。(提供/CRI

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