ドバイで中東初のドローン配送システムが開始、中国製ドローン使用

CRI online    2024年12月19日(木) 15時50分

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ドバイ民間航空局は現地時間17日、中東地域で初のドローン商業配送システムを立ち上げました。

ドバイ民間航空局は現地時間17日、中東地域で初のドローン商業配送システムを立ち上げました。これと同時に、中国企業が製造したドローンに同地域初のドローン配送商業運用資格の証明書を授与しました。

同日開かれた運用開始記念式典では、アラブ首長国連邦のハムダン・ビン・ムハンマド・アール・マクトゥーム副首相兼国防相がドローン配送システムを使い、同地域で最初の注文を出し、注文は中国製ドローンにより配送されました。

携帯電話のアプリで商品を選び、ドローンの配送範囲内の商品を受け取る住所を入力して注文決定のボタンをクリックすると、数分後、空に商品を積んだドローンが現れました。ドローンには低騒音プロペラと飛行制御システムが搭載されており、先端飛行制御アルゴリズムとマルチセンサー融合測位技術を用いて、最終的にドローン用宅配便ロッカーの上部に正確に着陸しました。宅配便ロッカーの液晶スクリーンに商品受け取りコードを入力すれば、商品を取り出すことができます。

配送ドローンを開発した中国企業は、試験段階でドバイの複数の協力機関と数本のテスト用航路を開設しました。関連資格認証を取得した後、これらの航路は直接商業化運用航路に切り替えられ、ユーザーに食品、薬品などのドローン配送を提供し続け、将来的には緊急医療対応などのより多くの使用場面を模索する計画です。

この協力プロジェクトに参加した中国企業の責任者は、「現地の高温多湿な環境に適応するために、すべての設備で耐久性を検証した。サービス体験を向上させるだけでなく、ドローンによる商品配送がドバイの炭素排出削減の政策に合致し、都市の環境保護にも役立つ」と強調しました。(提供/CRI

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