昨年、脱税の話題が報じられた中国の女優ソン・ズーアル（宋祖児）の話題が19日、中国のSNS・微博（ウェイボー）に登場して注目された。

子役出身のソン・ズーアルに昨年9月、元スタッフの告発として巨額脱税の話題が持ち上がった。中国メディアではソン・ズーアル側が回避した所得税や営業税は4500万元（約9億7000万円）に上ると報じており、この騒ぎによってソン・ズーアルは活動を休止。その後、封殺状態が現在まで続いている。

19日、空港でソン・ズーアルを待ち受けて話したというファンの投稿がウェイボーに登場して話題に。新疆ウイグル自治区にあるスキー場へ行くため、空港へやって来たというソン・ズーアルは取り囲むファンの質問に対し、「もう少し待って」「私は大丈夫」と語ったことが書かれており、活動再開に向けて希望が見え始めたことでのコメントではないかと、ウェイボーでは復帰の話題が注目を浴びている。

なお、この封殺状態によって、アレン・レン（任嘉倫）と共演の時代劇ドラマ「無憂渡」やリウ・ユーニン（劉宇寧）と共演した時代劇ドラマ「折腰」といった話題作は配信の見込みが立たないまま時間が過ぎている。「折腰」については今夏、代役を起用して撮り直す話題も浮上したが、いずれも先の見えない状況が続いている。（Mathilda）