日本ドラマやアニメにおける身体動作表現の魅力とは?―中国メディア

Record China    2024年12月22日(日) 16時30分

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19日、中国のポータルサイト・淘宝百科に日本ドラマやアニメにおける身体動作の表現の魅力について紹介した記事が掲載された。写真はONE PIECE(ワンピース)。

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2024年12月19日、中国のポータルサイト・淘宝百科に日本ドラマやアニメにおける身体動作の表現の魅力について紹介した記事が掲載された。

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記事は、「日本のドラマやアニメファンの皆さんは、作中でキャラクターが見せる身体動作に注目したことはあるだろうか?一見すると何気ないしぐさに見える動作にも、芸術的な表現手法として豊かな情報や深い感情が込められていることがある。本記事では、日本のドラマやアニメにおける身体動作がどのように物語の理解や感情の共鳴に影響を与えているかを考察する」と述べた。

その上で、「身体動作は映像作品において重要な要素であり、とりわけ細部の描写に力を入れる日本のドラマやアニメでは、その役割が際立っている。例えば『名探偵コナン』では、江戸川コナン(えどがわコナン)の目の動き一つでこれからの展開を予感させることがある。また、『ONE PIECE(ワンピース)』では、モンキー・D・ルフィの力強い動きや決意に満ちたしぐさが視聴者に深い印象を与える。こうした身体動作を観察することで、キャラクターの性格や心理状態をより深く理解することができる」と説明した。

ONE PIECE

続けて、「身体動作は感情表現の重要な手段でもある。アニメ映画『君の名は。』では、主人公同士が手をつなぐ、抱き合うなどの微妙な身体的接触が、2人の深い感情を表すだけでなく、観客に強い感情的共感を与える。また、ドラマ『東京ラブストーリー』では、赤名リカ(あかなリカ)と永尾完治(ながおかんじ)が交わす視線や体の動きが、2人の複雑な感情の絡み合いを繊細に描写している。このような動作を通じて、視聴者はキャラクターの喜怒哀楽を直感的に感じ取ることができる」と論じた。

さらに、「感情表現だけでなく、体の動作は物語の進行や構成にも深く関わっている。『進撃の巨人』では、エレン・イェーガーが巨人に立ち向かう際の一挙手一投足が緊張感と覚悟に満ちており、ストーリー展開を支えるだけでなく、キャラクターの成長をも感じさせる。また、『鬼滅の刃』では、竈門炭治郎(かまどたんじろう)の戦闘中の動作や構えが、彼の不屈の精神や家族への愛を象徴している。こうした身体動作は、キャラクターの個性を表現するとともに、物語を力強く前進させる重要な要素となっている」と強調した。

そして、「日本のドラマやアニメにおける身体動作は、多面的な芸術表現の一つだ。それはキャラクター像を豊かにするだけでなく、作品全体の表現力を高める役割を果たしている。ぜひこれらの動作に注目し、その魅力を深く味わってほしい。そうすれば、より深い感情体験と新たな思考のきっかけを得られることだろう」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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