名優・高倉健さんの没後10周年を記念するイベント、北京で開催

anomado    2024年12月20日(金) 19時0分

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日本の名優、高倉健さんの没後10周年を記念する「『幸福の黄色いハンカチ』上映・交流イベント」が17日に中国・北京市内で開かれた。

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日本の名優、高倉健さんの没後10周年を記念する「『幸福の黄色いハンカチ』上映・交流イベント」が17日に中国・北京市内で開かれた。

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中国メディアの中国新聞網によると、このイベントは北京電影学院、在中国日本大使館、北京日本文化センターが共催したもので、世界の映画業界と日中の文化交流に対する高倉さんの貢献を記念するものでもある。

高倉健没後10周年記念イベント

北京電影学院党委書記の周志軍(ジョウ・ジージュン)氏は上映前のあいさつで、「中国と日本は文化、映画芸術分野で互いに学び合い、交流する多くの空間を持っている」と述べ、「高倉さんは卓越した演技と深い人生経験によって不朽のイメージを作り上げ、中日両国の観客の心を打った」と言及。また、「両国の映画文化交流を契機に新時代の中日関係の構築にエネルギーが注がれることを期待する」と表明した。

高倉健没後10周年記念イベント

日本の金杉憲治大使は高倉さんの主演映画「君よ憤怒の河を渉れ」がかつて中国で人気を博したことに触れ、中国における日本映画の広がりに高倉さんは重要な貢献を行ったとしたほか、高倉さんの演技は中国での日本人のイメージに好影響をもたらしたとの考えを示した。

高倉健さん

金杉大使も高倉さんのファンだといい、その作品を通して両国の観客に素晴らしい鑑賞体験がもたらされ、両国の文化交流が促進されることに期待を寄せたという。

「幸福の黄色いハンカチ」

記事はまた、上映後に行われた両国関係者の対話では中国側の鄭雅玲(ジョン・ヤーリィン)北京電影学院教授が「高倉さんのスクリーン上の硬派なイメージは独特で、当時の中国人に影響を与えた」との見方を示したことを紹介。「幸福の黄色いハンカチ」の山田洋次監督から、公開から47年がたつこの映画を中国の若い観客にも楽しんでもらいたいとのメッセージが寄せられたことも伝えた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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