Record China 2024年12月22日(日) 8時0分
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20日、聯合早報はEVバッテリー大手のCATLが新しいEVバッテリー交換システムを発表したことを伝えた。
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2024年12月20日、シンガポール華字メディアの聯合早報は、電気自動車(EV)バッテリー最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)が新しい電気自動車(EV)バッテリー交換システムを発表し、同システムの標準化で業界をリードしようとしていると伝えた。
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記事は中国メディアの上海証券報などの報道を引用し、「CATLは福建省アモイ市で18日に開かれたイベントで新しい交換式電池パック『Choco-SEB(Swapping Electric Block)』のモジュール2タイプを公開し、既存のバッテリー交換ステーション『EVOGO』ブランドをChoco-SEBに更新していくと発表した。2タイプにはリン酸鉄リチウムバッテリーと三元系バッテリーの2種類を用意しており、ユーザーの需要に合わせて提供する」と伝えた。
CATL傘下の時代電服の楊峻(ヤン・ジュン)CEOは、「ユーザーはバッテリーモジュールの購入から、使用量に合わせて料金を支払うサブスクリプション方式に変更することもできるようになる」とコメントした。
記事は「これはCATLが新しいEVバッテリー交換システムに一層まい進することを意味している。同社は来年、Choco-SEBに対応したバッテリー交換ステーションを1000カ所建設すると同時に香港やマカオにも進出し、ネットワーク建設について、中期目標で1万、最終的には3万~4万カ所建設する計画を公表している。CATLは長安、広汽、北汽、五菱、一汽など多くの自動車メーカーと協力し、福建省アモイ市のイベントでは10モデルのEVを市場に出すと発表した。24年末から続々とリリースが始まり、100社近いパートナー企業とChoco-SEBのバッテリー交換システムを起動するようだ」とした。
CATLの創業者兼董事長のロビン・ゼン(曾毓群)氏は「将来、全てのEVバッテリーにChoco-SEBの技術が使われるだろう。2030年にはバッテリー交換、家庭での充電、公道沿いの充電ステーションが三つの柱となる」とコメントした。
記事は「拡張を加速させているCATLは香港への重複上場を検討しているという。米ブルームバーグの有識者によると、早ければ25年上半期に香港証券取引所で最低でも50億ドル(約7836億円)規模の上場を考えているようだ。これが実現すれば、21年初めにショート動画プラットフォームの快手が香港市場で62億ドル(約9717億円)規模の上場を果たして以来の大規模な取引になるとみられている」とした。(翻訳・編集/原邦之)
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