「美容整形は両親を尊重していない」国際派監督チャン・イーモウが猛批判―香港

Record China    2014年9月24日(水) 0時10分

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22日、中国のチャン・イーモウ監督が香港で講演会を行い、美容整形について「両親を尊重していない」と批判した。

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2014年9月22日、中国のチャン・イーモウ(張芸謀)監督が香港で講演会を行い、美容整形について「両親を尊重していない」と批判した。新浪が伝えた。

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22日、中国の建国65周年を記念して行われた文化フォーラムに、チャン・イーモウ監督が出席。これまでの映画人生や、芸術と文化の関わりについて語った。カメラマン出身だが、青春時代はちょうど文化大革命に当たり、満足に映像を学ぶチャンスが得られなかった。それだけに、「自分は才能に恵まれた人じゃなく、努力の人」と語っている。

さらに監督は、気軽に美容整形をする時代の風潮について猛批判。「美容整形は本当に嫌いだ。人は内側からの品格が何より大切だ。顔は両親がくれたもので、それを変えるのは両親を尊重していないのと同じ」と語っている。また、「カメラを通してたくさんの人を見てきたが、美容整形は表情が不自然なのですぐ分かる」と明かした。

監督の名前を一気に国際舞台に押し上げたのが、1988年の映画「紅いコーリャン」だった。同作だけでなく、監督の作品で長らくヒロインを演じてきたのが、演技派女優コン・リー(鞏俐)。監督はコン・リーの「整形ゼロ」を絶賛し、「有名になるのも、美しくなるのも自分の努力次第だ。彼女の場合は、その気品がさらに美しくしている」と話していた。

最新作は米中合作映画の「Great Wall(仮)」。タイトルどおり「万里の長城」がテーマで、そのミステリー背景を描く作品となる。(翻訳・編集/Mathilda

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