Record China 2024年12月31日(火) 11時20分
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日本で人気を集めている「偽中国語生成アプリ」が中国のSNSで注目を集めた。資料写真。
日本で人気を集めている「偽中国語生成アプリ」が中国のSNS・微博(ウェイボー)で注目を集めた。
中国のネット上で米国のトークショー番組の翻訳者として人気を集め、微博アカウントのフォロー者数が1300万人を超える「谷大白話」氏がこのほど、日本で「偽中国語アプリ」として近ごろ特に人気を集めている「対多」を紹介した。
谷大白話氏は「対多」アプリに掲載されていた「我、疑問有。日本人使用的偽中国語、本土中国人理解可能?雰囲気理解可能?完全理解不能?」というスレッド画面を紹介。スレッドに対し、「我本当中国人、日本語超下手了、大部分読読無翻訳機調無」といった回答が寄せられており、ユーザーによる書き込み内容はもちろんのこと、スレッドが「個別話題」になり、返信数や「いいね」の数が漢数字になったりと画面全体が漢字だらけになっていることを伝えた。そして「『対多』上で、本当の中国人が偽中国語を読んで理解できるか質問している人がいた」と本物の中国語で書き込み内容を説明した。
この「偽中国語」アプリについて、中国のネットユーザーは「iPhoneが『林檎携帯』になってて死ぬほど笑った」「古文を使って書いた方が日本人には理解できるのではないかと思った」「見てみたけど、これっていわゆる『協和語』(旧満州国で用いられていた日中混合言語)でしょ」「抗日ドラマの大佐が話していた中国語みたいだ」「ずっとこれを見てたら、中国語も日本語も分からなくなってしまった」「偽中国語はかなを使わない日本語のようなもので、語彙や語順は日本語。中国人にも見慣れた語彙であれば理解はできるが、日本語ができない中国人が『雰囲気』を理解するのは難しい」「高校時代に日本の生徒と交流した際、英語が通じないので互いに文字を書いて意思疎通していたけど、だいたい言ってることは理解できた」「これでもなんとなく分かるということは、中国人の中でも繁体字とかなを知っている人は最強」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)
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