「中国に帰って痩せた」韓国のパンダファンがプーバオの再貸与を求め国内外でデモ=ネットにはあきれ声

Record Korea    2024年12月25日(水) 13時0分

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24日、韓国・ヘラルド経済は「韓国生まれのジャイアントパンダ『プーバオ』の健康状態を懸念するファンが、韓国への再貸与を求めて国内外でデモを行っている」と伝えた。

2024年12月24日、韓国・ヘラルド経済は「韓国生まれのジャイアントパンダ『プーバオ(福宝)』の健康状態を懸念するファンが、韓国への再貸与を求めて国内外でデモを行っている」と伝えた。

記事によると、韓国の市民グループ「プーバオの幸せになる権利」は24日、エバーランド(プーバオを飼育していた動物園)を所有するサムスン物産の社屋前、外交部庁舎前、中国大使館前で「トラックデモ」を行った。トラックデモとは、トラックに垂れ幕などを設置して走らせるなどして行う抗議活動。今回はプーバオの韓国帰還を求める文言などを表示している。

また、今月12日と13日には、米ニューヨーク・タイムズスクエアの電光掲示板にプーバオの不調を訴え精密検査を求める内容の映像が表示された。

プーバオは今月3日朝、けいれんなどの症状が確認され、検査が行われた。中国ジャイアントパンダ保護研究センターは14日、「プーバオは最近数日間、精神状態や食欲、活動が良好だった」とし、検査の結果、異常な初見は認められなかったと明らかにしている。

プーバオの再貸与(韓国への帰還)を訴えている韓国のファンは、「適切な治療が行われているのか分からない。23日のライブ配信も編集した映像でないとは言い切れない。プーバオは中国帰国から8カ月経って急激に痩せており、エバーランドにいた頃とはあまりに違っている。頭部には傷も見える」といった内容の主張をしているというが、記事は「これらの主張の真偽を確認することは困難なのが実情だ」と伝えている。

中国のセンター側は、SNSなどで韓国のファンに「プーバオは元気に過ごしている」と返信するなどしており、エバーランドも「(プーバオのことは)そばにいる専門家が一番よく分かっている。現場で力を尽くしている人たちに応援と激励を」と呼び掛けている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「しょうもない」「よほど暇なのか。その情熱を他に向けられないか?」「そこまで言うなら自分たちでお金を出して連れてきなよ」「そのうち中国に宣戦布告でもしそうだな」「よその国のパンダ1頭の何がそんなに重要なのか。飼育する予算で恵まれない子どもたちやお年寄りを救ったほうがいい」など、あきれ声のコメントが殺到している。

一方で、「写真をよく見て。8カ月の間に、かなり見た目が変わったのが分かるはず」「状態はかなり悪くなっている」「プーバオを屋内に隠し、検査結果を詳細に明らかにしない基地は怪しい」などと訴えるプーバオファンも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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