<仁川アジア大会>どうにも「ケチ」な仁川アジア大会、報道陣に十分な環境提供されず―中国紙

Record China    2014年9月24日(水) 0時25分

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23日、中国青年報は「どうにもケチな仁川アジア大会」と題した記事を掲載した。写真は今大会のメディアセンター。

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2014年9月23日、中国青年報は「どうにもケチな仁川アジア大会」と題した記事を掲載した。

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競泳初日の男子200メートル自由形は、中国の孫楊(スン・ヤン)と韓国の朴泰桓(パク・テファン)の強豪対決ということもあり、会場には多くのメディア関係者が詰め掛けた。

メディアルームの入り口で6台の扇風機がフル稼働していたのに驚かされた。その理由は室内に入るとすぐに分かった。耐えがたい酸っぱい臭い。バスケットコート半分ほどの広さの部屋は、各国記者の汗や食べ残した料理の臭いが充満していた。空気の質で言えば、スモッグに覆われた北京といい勝負だ。

記者に割り当てられたスペースは、発行されたパスに見合うだけの数が用意されていない。本来1人用の作業スペースの多くが、2人共用に変わっていた。

バドミントン会場でも、地面に座りながら記事を書き、写真を送る記者の姿を多く見かけた。

韓国がアジア大会を開催するのはこれで3回目だ。オリンピックを開催した国でもある。だが今大会の運営には多くの批判が寄せられている。狭いメディアルーム、不十分なネット環境、勝手に変更される報道陣用のバスの時刻表、一部競技場の交通アクセスの悪さ。関係者に少なくない不便をもたらしている。

今大会の予算規模は、前回大会(中国・広州)の8分の1だ。前々回(カタール・ドーハ)と広州は豪華過ぎた。だが抑止がかけられた仁川の低予算が、運営レベルに悪影響を与えていることは確かだろう。

今大会は始まったばかりだが、小さなトラブルはもはや見慣れたものとなってしまった。この後の十数日間に大きな問題が起きないことを願ってやまない。(翻訳・編集/NY)

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