人民網日本語版 2024年12月26日(木) 16時30分
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中国の主要都市の気象ビッグデータから、今年の「最も○○な都市」ランキングを見てみよう。写真は最も空気が澄んだ都市の海南省三亜市。
2024年が終わりに近づいている。この1年を振り返ると、風が吹き、雨・雪が降り、曇りや晴れの日があれば、寒い日と暖かい日もあった。一番印象に残っているのはどんな瞬間だろうか。中国の主要都市の気象ビッグデータから、今年の「最も○○な都市」ランキングを見てみよう。
24年に最も「ホット」な都市ランキングでは、重慶市が高温日が77日間で首位に立った。2位は69日間の浙江省金華市、3位は66日間の四川省瀘州市。このほか、湖北省宜昌市、浙江省の温州市と杭州市も高温日が60日を超えてランク入りした。
「春城」と呼ばれる雲南省昆明市は今年は春が187日間続き、圧倒的な強さで、最も暖かい都市ランキングの1位になった。昆明と同じく雲貴高原に位置する貴州省貴陽市は121日間で2位、雲南省大理ペー族自治州は113日間で3位だった。
今年9-11月の各地の秋日和の日数統計によると、北京市で32日間で1位だった。北京の秋は最も魅力的で、暑くも寒くもなく、快適で過ごしやすい。このほか大理ペー族自治州、天津市、遼寧省錦州市、河北省唐山市、黒竜江省牡丹江市なども秋日和の日が25日以上あった。
24年の最も風の穏やかな都市を見ると、ベスト3には上海市、温州市、重慶市が並んだ。特に上海は最大風速が3級(3.4~5.4m/s)以下の日が296日間に達し、他の都市を大きく引き離した。
10日現在、空気の澄んだ10大都市の大気質優良級達成率は80%を超えた。トップは98.55%に達した海南省三亜市で、チベット自治区ラサ市、海南省海口市、大理ペー族自治州も90%を超えた。
24年の最も雨が降った都市ランキングでは、上位10位のうち六つを華南地域の都市が占めた。そのうち広西チワン族自治区桂林市は降水日数が168日でトップだった。同自治区南寧市、広東省恵州市、広東省の広州市と深セン市もランク入りした。これらの都市は降水量が累計2000ミリメートルを超えたところが多かった。
最も寒い都市ランキングでは、黒竜江省ハルビン市がマイナス30℃を記録して首位に立った。内モンゴル自治区包頭市はマイナス27.5℃で2位、遼寧省瀋陽市はマイナス27℃で3位だった。寒い時期の分布を見ると、こうした「身も凍る」都市の最低気温は1月下旬から2月初旬に出現することが多かった。
例年と同じく、新疆ウイグル自治区ウルムチ市が今年も最も雪だるま作りに適した都市ランキングのトップに立った。黒竜江省牡丹江市、山東省煙台市などもランク入りした。10日現在、ウルムチの積雪の記録は25センチメートルで1位。2位は湖南省長沙市の23センチメートル、3位は安徽省蚌埠市の21センチメートルで、この2都市は「ダークホース」として存在感を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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