中国でこのほど開催された「工賦・青聴」重点プロジェクトシーンマッチング会特別会議で、山東省青島市は2024年第3弾となる「産業エンパワーメント」「未来都市」シーンリストを発表し、デジタルトランスフォーメーション（DX）の方向性を示したことが23日、青島市工業・情報化局への取材で分かった。科技日報が伝えた。

今回発表されたシーンリストには合計500のシーンが含まれており、詳細な発展計画図のように、数多くの先端分野と革新的応用を網羅している。「産業エンパワーメント」シーンリストは、主に青島市内のDXが必要な製造業企業を対象としており、プラットフォーム型設計、デジタル化管理、スマート製造、ネットワーク化協働など9つの主要カテゴリーをカバーしている。それぞれのシーンリストは、青島市工業の未来の発展方向を正確に描き出している。

一方、「未来都市」シーンリストは主に青島市の政府機関、事業機関、国有企業の情報化プロジェクトと情報消費需要に焦点を当てており、都市運営、業界管理、公共サービス、5G実証など八つの主要カテゴリーに及んでいる。これらのシーンは未来都市の発展に対する青島市の先見的な思考を反映しており、関連企業に広範な市場空間と革新の方向性も提供している。

青島市はこれまでに6050の業界別、分野別の「産業エンパワーメント」「未来都市」シーンを動的に発表し、オンラインとオフラインの連携を通じて、累計で1000件以上の協力意向を達成している。（提供/人民網日本語版・編集/ES）