<卓球>樊振東に続き、陳夢も世界ランキングからの脱退表明=WTT新規定で

Record China    2024年12月27日(金) 17時0分

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卓球女子中国代表で、東京五輪、パリ五輪の女子シングルスで連覇を果たした陳夢が世界ランキングからの脱退を表明した。

卓球女子中国代表で、東京五輪パリ五輪の女子シングルスで連覇を果たした陳夢(チェン・モン)(30)が世界ランキングからの脱退を表明した。

陳は27日、中国のSNS・微博(ウェイボー)アカウントで「パリ五輪サイクルに強度の高い準備を行う過程で、私の心身は非常に大きなプレッシャーにさらされた。同時に、準備のための強度が高まる中で絶えず負う傷は、すべての過程を極めて困難なものにした。しかし、国のために戦うという心で、毎回『最後の瞬間まであきらめてはいけない』と自分に言い聞かせてきた。最終的に、この花はパリで実を結んだ」とした。

その上で、「五輪が終わってから、高強度のフィジカルトレーニングと精神的な緊張がずっと続き、その蓄積がピークに達した。自分の体の状態を調整し、キャリアを新たに計画するため、私にはしばらく時間が必要だ。しかし、最近、WTTは大会への棄権は罰金を取るという新たな規定を発表した。現在のところ、すべての高強度の大会には体が耐えられず、国際組織への尊重から、月曜日(23日)にすでに文書にサインし、最終的に世界ランキングから脱退する選択をした」と報告した。

一方で、「愛は決して成長の痛みによって撃退されるものではない。私はまだ卓球を愛する私であり、まだコートでラケットを振る自分が一番好きであり、まだコートで皆さんと会うことを期待している」ともつづり、引退は否定した。

同日には男子シングルス世界ランキング6位の樊振東(ファン・ジェンドン)(27)もほぼ同じ理由で世界ランキングからの脱退を表明した。中国をリードしてきた男女選手の表明に、中国のネット上では両選手へのねぎらいや同情の声、WTTに対する批判の声のほか、「この状況は卓球中国代表が見たかったものだろう」と中国代表のチーム内事情も関係していたと指摘する声にも、多くの共感が集まっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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