中国南西部の雲南省にある大理駅の改築工事が25日に完成しました。来年の「春運」（中国の春節こと旧正月の連休前後の帰省・Uターンラッシュ）が始まる前に使用を開始する予定です。

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新しい大理駅の設計は大理市の蒼山（雲嶺山脈南端の主峰）、三塔（大理市崇聖寺にある三つの仏塔）、洱海（大理市東部にある淡水湖）を主なモチーフとし、地元の自然風景や民族文化の特色を盛り込んでいます。建築面積は旧駅舎の7倍に当たる4万2000平方メートルで、設計規模は10路線が利用できる三つのホームと2階建ての待合室があり、最大収容人数は2800人余りです。雲南省の省都である昆明や保山、麗江、臨滄などの鉄道につながり、雲南省西部の観光環状線における重要な鉄道ハブとなっています。

雲南省大理市は2024中国観光県・市トップ100の第1位に輝き、中国の若者が最も訪れたい場所の一つに選ばれました。2023年、大理を訪れた国内外の観光客は延べ9530万人に達しました。今年1～9月に訪れた国内外の観光客は前年同期比16％増の8759万人で、うち外国人観光客は同207％増の27万7000人でした。今年、大理を訪れる観光客数は延べ1億人を上回る見込みです。（提供/CRI）