中国メディアの上遊新聞は28日、「重慶火鍋ツアー」が韓国で爆発的な人気となっているとする記事を掲載した。

記事によると、韓国で6月に女優ヨム・ヘランが麻辣の本場である中国・重慶で火鍋店員を体験するリアルバラエティー番組が放送されて以降、同店ではそれまでほぼゼロだった韓国人客が明らかに増加した。

同店のマネジャーによると、韓国人客の多くが同番組を視聴して同店を知ったという。その大半が個人旅行客で、1人当たり消費額は約150元（約3150円）と中国人客より約50元多いそうだ。

中国旅行予約サイト大手のトリップドットコムによると、中国が11月8日に韓国の一般旅券所持者に対するビザ免除の試行を始めて以降、重慶を訪れた韓国人客は前年同期の3．7倍となった。

韓国だけでなくシンガポールなどの東南アジア諸国からも同番組を視聴したという客が重慶を訪れているという。（翻訳・編集/柳川）