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広東省の珠海市中級人民法院(中級裁)は27日、11月11日に珠海スポーツセンター周囲にいた人々に車で突っ込み、35人を死亡させ43人を負傷させたとして起訴された樊維秋被告に死刑判決を言い渡した。
広東省の珠海市中級人民法院(中級裁)は27日、11月11日に珠海スポーツセンター周囲にいた人々に車を運転して突っ込み、35人を死亡させ43人を負傷させたとして起訴された樊維秋被告(男性)に死刑判決を言い渡した。新華社など多くの中国メディアが判決が出たことを伝えた。
事件発生は11月11日午後7時48分ごろで、樊被告は珠海スポーツセンターの周辺に集まっていた人々にオフロード車で突っ込んだ。センターの周辺には、市民がスポーツやダンスを楽しめるスペースが設けられており、当日も多くの人が集まっていた。同事件では、35人が死亡した。また、自殺を図ったが未遂に終わった樊被告を除き、43人が負傷した。
樊被告は結婚生活が破綻(はたん)し、さらに財産分割の結果に不満を持ち、自分が不公平な扱いを受けていると不満を持ち、犯行に及んだとされている。
珠海市中級裁が言い渡したのは一審判決。中国の裁判制度は二審制なので、次に高級人民法院(高裁)が最終判決である二審判決を言い渡すことになる。ただし、死刑判決の場合には最高人民法院(最高裁)による刑執行の許可が必要だ。(翻訳・編集/如月隼人)
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