<卓球>フランス選手がWTT声明に怒り「受け入れられない」―中国メディア

Record China    2024年12月29日(日) 18時0分

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フランスの卓球選手シモン・ゴジは29日、自身のXを更新し、五輪金メダリストである中国の樊振東と陳夢の世界ランキングからの離脱表明を巡るWTTの声明について、「受け入れられない」と投稿した。写真は陳。

中国メディアによると、フランスの卓球選手シモン・ゴジは29日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、五輪金メダリストである中国男子の樊振東(ファン・ジェンドン)と同女子の陳夢(チェン・モン)の世界ランキングからの離脱表明を巡るワールドテーブルテニスWTT)の声明について、「受け入れられない。私たちはそれらの『ルール』のせいで、スポーツのアイコンを失った」と投稿した。

樊と陳が大会不参加による罰金の支払いに異を唱えてWTTのツアーからの脱退を表明したことを受け、WTTは声明で、「世界中の無数のファンとアスリートにインスピレーションを与えてきた2人のアイコン、樊と陳の貢献に深い敬意を表する」とした上で、2人が問題視したルールについては「新たに導入されたものではなく、4年前のWTT発足以来施行されている」と説明した。

東京五輪パリ五輪の女子シングルスで連覇を果たした陳は27日、自身の微博(ウェイボー)を更新し、「パリ五輪サイクルに強度の高い準備を行う過程で、私の心身は非常に大きなプレッシャーにさらされた。同時に、準備のための強度が高まる中で絶えず負う傷は、すべての過程を極めて困難なものにした。しかし、国のために戦うという心で、毎回『最後の瞬間まであきらめてはいけない』と自分に言い聞かせてきた。最終的に、この花はパリで実を結んだ」とした上で、「五輪が終わってから、高強度のフィジカルトレーニングと精神的な緊張がずっと続き、その蓄積がピークに達した。自分の体の状態を調整し、キャリアを新たに計画するため、私にはしばらく時間が必要だ。しかし、最近、WTTは大会への棄権は罰金を取るという新たな規定を発表した。現在のところ、すべての高強度の大会には体が耐えられず、国際組織への尊重から、月曜日(23日)にすでに文書にサインし、最終的に世界ランキングから離脱する選択をした」と報告した。

一方で、「愛は決して成長の痛みによって撃退されるものではない。私はまだ卓球を愛する私であり、まだコートでラケットを振る自分が一番好きであり、まだコートで皆さんと会うことを期待している」ともつづり、引退は否定した。

同日にはパリ五輪の男子シングルスで頂点に立った樊もほぼ同じ理由で世界ランキングからの離脱を表明していた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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