北京市内で29日、CR450型列車の試作車が発表されました。

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中国国家鉄路集団（国鉄集団）科学技術および情報化部の説明によると、国鉄集団は2018年に時速400キロの運行における高速鉄道の基礎理論と重要技術の研究を開始しました。2021年には時速400キロのCR450の開発と高速鉄道の基盤インフラの技術研究に着手し、2022年には、CR450の製造技術条件のパラメータ試験や多数のシミュレーションを実施しました。2022年から2023年にかけては、高速鉄道路線で既存の列車の部品を新技術による部品に換装して試験を行い、2024年には試作車の生産を開始しました。この過程では、広範囲にわたりスマート製造技術が使われ、品質管理が強化されました。

今回発表されたCR450の試作車は、試験速度は時速450キロで、営業速度は時速400キロです。商業運転に投入されれば、移動時間の短縮が実現し、旅客の移動がより便利で効率的になります。CR450はブレーキ距離の短縮や運行の安定性向上に加え、車両全体の走行時の抵抗を22％削減し、重量も10％軽減しました。また、車内の騒音は2デシベル低減され、車両内の乗客が使用できる空間が4％増えました。これらにより多様化、利便性、個別対応のサービスが提供され、乗客の体験がさらに向上します。

CR450ではさらに、運行と制御、運転士とシステムのスマート意思疎通、安全監視、旅客向けのスマートサービスなどの分野が全面向上しました。（提供/CRI）