Record China 2014年9月24日(水) 11時3分
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23日、香港紙・大公報は、日本の競泳選手・萩野公介の「好きなアイドルに会えることが、泳ぐエネルギーになっている」という発言を紹介し、(中国・北朝鮮選手の)「活躍できたのは国の指導者のおかげ」といった発言に比べ「真実味があり、愛らしい」と報じた。
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2014年9月23日、香港紙・大公報(電子版)は、韓国・仁川アジア大会の競泳で、ここまで3個の金メダルを獲得するなど大活躍の萩野公介が、AKB48の大島優子ファンを公言し、ロンドン五輪前には「メダルを取ればAKBに会える。泳ぐエネルギーになっている」と話したことを紹介した上で、(中国や北朝鮮の選手のように)「良い成績を残せたのは国の指導者のおかげ」などと発言するのに比べて「真実味がこもっていて、愛らしい」と報じた。
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記事では、「中国の男子選手がインタビューで、『自分の原動力は(中国の人気女優の)ファン・ビンビン(范冰冰)だ』『彼女に自分のことを覚えてもらいたい』などと発言したら、そしりや皮肉を免れないだろう」とした上で、「若者が本音を述べる権利を誰が奪ったのか」「『両親に感謝』と言うことさえ批判されるような教育の下で、選手たちはどれほどの圧迫感を感じているのか」と指摘。
また今大会の重量挙げ男子56キロ級で優勝した北朝鮮のオム・ユンチョルが、「偉大な金正恩(キム・ジョンウン)元帥のおかげで世界記録を更新できた」とインタビューで述べたことについて、「北朝鮮選手のお決まりのコメントはいつも笑い話だ」とも指摘。
その上で、「中国のスポーツ界で、(萩野のような)個性あふれる発言が尊重されるようにならない限り、優れた選手は現れないだろう」とまとめた。(翻訳・編集/NY)
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